2017年06月20日
腕利きに勝る“手先利き”
筆者は休みの中のわずかな余暇を利用して、ギャラリー展示観覧を訪れています。本格的になってからは、かれこれ10年余り、もう15年近くになります。
これまで観覧したのは、絵画、写真、書から彫刻、更には高尚なジャンルで漆、陶等の工芸、マイナーなところではチョークアート等といったところです。
さまざまなジャンルの作品、そして作家さんと一期一会を果たした中で、今回、紹介するワイヤーアートを手掛けた作家の先生くらい、意外性のある一面を持った方は他にいらっしゃらないのではないだろうか。
[続きはこの後…]


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9:21 2017/06/20
これまで観覧したのは、絵画、写真、書から彫刻、更には高尚なジャンルで漆、陶等の工芸、マイナーなところではチョークアート等といったところです。
さまざまなジャンルの作品、そして作家さんと一期一会を果たした中で、今回、紹介するワイヤーアートを手掛けた作家の先生くらい、意外性のある一面を持った方は他にいらっしゃらないのではないだろうか。
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9:21 2017/06/20
今月、高松市内のカフェで作品展示しているのは高松市在住の増田 光彦さん。元々はプロゴルファーとして、1967(昭和42)年のデビュー以来、国内ツアーでも活躍された方で、かの尾崎 将司プロ(以下、ジャンボ)がプロ一年目で初優勝を遂げた1971(昭和46)年の日本プロゴルフ選手権大会では、ジャンボに肉薄して3位に入った実績を持ちます。
157cmの小柄な身体から効率の良いスウィングは“ミニジャンボ”“小さな飛ばし屋”のニックネームが付いたほど。
その後、中四国オープンでも優勝する等、ツアープロとして活躍しながら、一番弟子で海外ツアーでも活躍された鈴木 規夫プロを始めとして自身の子供さんを含め数多くの後継者の育成にも力を入れられた先生がワイヤーアートを始められたのはちょうど20年前になるそう。
ゴルフよりもアートのキャリアが長く、お若い頃から絵や彫刻、粘土細工まで、「芸術の道へと進んだ方が」と言われたほど。そんな中で、ワイヤーアートも作られていたのですが、本格的に始められたのは某有名ゴルファーのスウィングを後世に残そうということがきっかけです。
一本の針金でクラブスウイング前から上へと振り切るまでの5体5シーン。それはスウィングだけではなく、体のモーション、腕や頭の位置までも繊細に表現すべく仕上げています。

以前、先生はゴルフ雑誌で金言を残していらっしゃいます。
「ゴルフは舞だ」
「顔に表情を出すな」
「機械(マシーン)のように打て」
「クラブとボールがひっついて振るんや」
これら、プレーヤーとしての信念があって、イメージが湧く。だから上手くなるという信念がゴルフレッスンでも毎回、教材として活用している、この人形から伝わってきます。
アートの世界でもゴルフの印象が強かったのですが、今回はゴルフの他、イチロー選手の打撃フォームや阿波踊り、それに音楽演奏等、さまざまなジャンルの作品をおよそ100点、テーブルの隅から隅まで展示しています。

先生の作品にお目にかかることが出来るなんて、二度とないこと。スウィングによる腕の振りに負けない手先の技。そんな器用さも十二分に伝わってくることでしょう。
増田 光彦さんのワイヤーアート展は6月いっぱい、高松市木太町にあるワンズカフェで開催されています。
まさに日本一のアーティストゴルファーです。
写真
1枚目|スウィングマスター(商品化された実物)
2枚目|ワイヤーアートのタイピン(石川 遼プロにもプレゼントした。)
3枚目|小池 一夫氏(子連れ狼原作者)揮毫で増田プロへのメッセージ色紙
4枚目|会場での展示シーン
157cmの小柄な身体から効率の良いスウィングは“ミニジャンボ”“小さな飛ばし屋”のニックネームが付いたほど。
その後、中四国オープンでも優勝する等、ツアープロとして活躍しながら、一番弟子で海外ツアーでも活躍された鈴木 規夫プロを始めとして自身の子供さんを含め数多くの後継者の育成にも力を入れられた先生がワイヤーアートを始められたのはちょうど20年前になるそう。
ゴルフよりもアートのキャリアが長く、お若い頃から絵や彫刻、粘土細工まで、「芸術の道へと進んだ方が」と言われたほど。そんな中で、ワイヤーアートも作られていたのですが、本格的に始められたのは某有名ゴルファーのスウィングを後世に残そうということがきっかけです。
一本の針金でクラブスウイング前から上へと振り切るまでの5体5シーン。それはスウィングだけではなく、体のモーション、腕や頭の位置までも繊細に表現すべく仕上げています。
以前、先生はゴルフ雑誌で金言を残していらっしゃいます。
「ゴルフは舞だ」
「顔に表情を出すな」
「機械(マシーン)のように打て」
「クラブとボールがひっついて振るんや」
これら、プレーヤーとしての信念があって、イメージが湧く。だから上手くなるという信念がゴルフレッスンでも毎回、教材として活用している、この人形から伝わってきます。
アートの世界でもゴルフの印象が強かったのですが、今回はゴルフの他、イチロー選手の打撃フォームや阿波踊り、それに音楽演奏等、さまざまなジャンルの作品をおよそ100点、テーブルの隅から隅まで展示しています。

先生の作品にお目にかかることが出来るなんて、二度とないこと。スウィングによる腕の振りに負けない手先の技。そんな器用さも十二分に伝わってくることでしょう。
増田 光彦さんのワイヤーアート展は6月いっぱい、高松市木太町にあるワンズカフェで開催されています。
まさに日本一のアーティストゴルファーです。
(隆)
写真
1枚目|スウィングマスター(商品化された実物)
2枚目|ワイヤーアートのタイピン(石川 遼プロにもプレゼントした。)
3枚目|小池 一夫氏(子連れ狼原作者)揮毫で増田プロへのメッセージ色紙
4枚目|会場での展示シーン
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