2017年02月15日

香川写好クラブ作品展|裸眼で見た、自然のままに…

 高松市の瓦町FLAGで香川写好クラブのみなさまによる作品展が開催されています。
 会場には一年間撮影した杵柄から自慢の逸品を展示していて、毎日、多くの方々が見入っています。
 [続きはこのあと…。]

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 11:42 2017/02/15


 香川写好クラブはさぬき市在住の写真家、植村 好治さんを講師に、NHK文化センター高松教室(高松市サンポート)の2クラスで学ぶ方々がメンバーで2011年4月から活動を始めています。教室のうちの1クラスは満席でキャンセル待ちが生じる程の人気教室です。
 作品展は一年間の集大成として、毎年この時期に開催。5回目の節目を迎えた今年は39名のみなさまが風景をメインに祭り、旅先のスナップシーンなど各自一点ずつ持ち寄って飾っています。

平成29年2月|香川写好クラブ vol.5(瓦町FLAG・カワラボ)

 植村公美英さんの“◀ジェリクルキャッツ?▶”は広島県尾道市で出会った二匹の猫がモデル。石段で横たわる姿に、人生を謳歌しているかのような習性と行動。坂の町での撮影は白黒にプリントされていることで叙情的に表現、かつ撮影者にとって一生忘れらないものであると伝えているようです。
 稲毛 清和さんの“神苑”は銀杏の絨毯と化した金刀比羅宮の参道で撮影したもの。葉の一枚、一枚がくっきりと写し出され、こんぴらさんの魅力がまた一つ増えた感じです。
 住田正二三さんの“霧のラストラン”はJR土讃線、徳島県の吉野川橋梁を走る観光トロッコ列車を撮影。トロッコ列車は岡山、高松と大歩危を往復していましたが、今春から新しい観光列車が走るために役目を終えました。霧の中での走行に、郷愁と役目を終える寂しさが伝わってきています。
 どれも特殊なフィルターを未使用で、編集も一切していません。よって、裸眼で見た自然のままの色合いで仕上げています。またメンバーには香川県美術展覧会で香川県知事賞など、公募展で輝かしい賞歴を持つ兵から初心者まで、キャリアの有無に関係なく遜色ない作品ばかりに、観覧者も目を瞠っていました。
 展示は2月19日()まで6階にあるカワラボ(イベントスペース)で開催しています。時間は瓦町FLAGの営業時間内、ただし最終日は16:00までです。
(隆)

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Posted by Jirou.H/マーマ  at 13:00 │Comments(0)展示リポート

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