2016年09月16日
“らしからぬ”作品には驚きの中に感動
木村さんのカメラ歴は香川県警察にお勤めだった頃からで既に半世紀を超えています。一人で忙中閑ありで旅のお供に必ずカメラがお供で風景を撮影したことから、“さすらいのカメラマン”のニックネームが今日まであるのだそうです。
木村さんは毎秋、東かがわ市にある喫茶店で個展を開いていて、今年もつい先日始まったばかりです。今回、筆者は初めて木村さんの個展をおじゃましてきました。
木村さんといえば、もちろん風景が専門。定年退職後の現在も仕事をお持ちのため、休みを利用しての旅で出会った一瞬の数々を展示していました。

季節は巡り巡る中での心の旅。風景写真がメインの中で、筆者が驚いたのは人物描写が数点あったことです。
どれも高知のよさこい祭りを訪れて撮影したもの。人物写真なんて、さすらいのカメラマンらしからぬもの。しかし、その被写体の表情は目の鋭さと激しい動き。まさにこの目で捉え、何を問いかけ、訴えかけているか。表現力ではなく、説得力のある作風に木村さんらしさを感じ取ることができました。
カメラ撮影を始めて以来、仕事の関係で特定のグループ、サークルには入らずに活動していた木村さん。3年前、5名の女流アマチュアカメラマンが北海道へ撮影旅行を行いました。この時に撮影指導を兼ねたガイドとして帯同したことがきっかけで写団(写真愛好グループ、いやサークル)を結成し、主宰としての顔をもお持ちです。よって、この時ばかりは“さすらい”の殻を開けて飛び出して、指導と実地をこなし、グループ展もこの夏で3回こなしました。
年齢に似合わない若々しい雰囲気を醸し出し、木村さんのさすらいの旅はまだまだ続きそうです。
次回も素敵なシーンを見せて下さい。よろしくお願いいたします。
なお、今回の木村さんの個展は9月30日まで、東かがわ市にある珈琲&ギャラリー パルコで開催されています。
詳細はこの後のブログ記事をご覧いただければ。
木村さんは毎秋、東かがわ市にある喫茶店で個展を開いていて、今年もつい先日始まったばかりです。今回、筆者は初めて木村さんの個展をおじゃましてきました。
木村さんといえば、もちろん風景が専門。定年退職後の現在も仕事をお持ちのため、休みを利用しての旅で出会った一瞬の数々を展示していました。
季節は巡り巡る中での心の旅。風景写真がメインの中で、筆者が驚いたのは人物描写が数点あったことです。
どれも高知のよさこい祭りを訪れて撮影したもの。人物写真なんて、さすらいのカメラマンらしからぬもの。しかし、その被写体の表情は目の鋭さと激しい動き。まさにこの目で捉え、何を問いかけ、訴えかけているか。表現力ではなく、説得力のある作風に木村さんらしさを感じ取ることができました。
カメラ撮影を始めて以来、仕事の関係で特定のグループ、サークルには入らずに活動していた木村さん。3年前、5名の女流アマチュアカメラマンが北海道へ撮影旅行を行いました。この時に撮影指導を兼ねたガイドとして帯同したことがきっかけで写団(写真愛好グループ、いやサークル)を結成し、主宰としての顔をもお持ちです。よって、この時ばかりは“さすらい”の殻を開けて飛び出して、指導と実地をこなし、グループ展もこの夏で3回こなしました。
年齢に似合わない若々しい雰囲気を醸し出し、木村さんのさすらいの旅はまだまだ続きそうです。
次回も素敵なシーンを見せて下さい。よろしくお願いいたします。
なお、今回の木村さんの個展は9月30日まで、東かがわ市にある珈琲&ギャラリー パルコで開催されています。
詳細はこの後のブログ記事をご覧いただければ。
(隆)
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