2021年01月16日

劇団プチミュージカル|海色のインクに恋して〈三豊公演〉

 戦後75年、現在も県内に残る戦争の悲惨な史実を舞台で伝えたい。

令和3年2月|劇団プチミュージカル公演(三豊市文化会館)

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 23:40 2021/01/15


 さぬき市のミュージカル劇団、劇団プチミュージカル(代表:山﨑 恒人さん)による公演が三豊市で開催されます。
 劇団プチミュージカルは1984(昭和59)年に、脚本と音楽を担当する白川 恵介さんが当時、勤務していた長尾町立造田小学校で発足した歌声クラブが前身。2年後に白川先生が津田町立津田小学校へ異動後に新たに音楽劇クラブを立ち上げ、1990年に現在の名称となりました。
 1993年からは小学校のクラブから独立し、津田町を拠点に6歳から最高齢で89歳までの小学生から大人まで70名の劇団員が在籍し、現在、廃校となった小学校の体育館で週2回の練習に取り組んでいます。練習の他、県内外で創作ミュージカル公演を始め、教育活動としてミュ-ジカルスクールを開き、子どもの表現力や情操の育成をめざした活動も行っています。

令和元年12月|劇団プチミュージカル vol.62(香川県県民ホール)


 毎冬、かがわ文化芸術祭の参加作品として高松市と木田郡三木町で定期公演を開催していて、今年度は“海色のインクに恋して”という新作を上演しました。今回、三豊市文化会館が開館20周年を迎え、この記念事業として招致しました。
 三豊市詫間町にある香川高等専門学校詫間キャンパスからちょうど眼下に、かつて詫間海軍航空隊特攻基地がありました。ここがミュージカルの舞台です。先生は戦後75年となる今年を目標におよそ4年を要し、特攻隊員として出征した方々の遺族の元を訪れ、得た話を基にシナリオを書き上げていきました。
 戦争を全く知らない若いメンバーにとっては聞くと悲しいものだったかもしれません。しかし、体験者の高齢化でいずれは風化するだろう。
 劇中では飛び立って間もなくに上空から遺書を落としたこと等、遺族のお話を随時、折り込みながらミュージカルスタイルで、世代を超えて平和の大切さを問うていきます。
 公演につきましては、新型コロナウィルス感染拡大を受けて、国からの通達による劇場における上演の基準に沿って対策を講じた上で開催します。
 どうか多くの方々にご観覧いただきたく思います。
(隆)

 *文中、学校名は合併前の名称とさせていただきました。
スタッフ
作・音楽|白川 惠介
演出|堤 布左子
振付|森 ゆかり
美術|山﨑 恒人
照明|沖田 孝文
音響|多田 敬久

 【写真】62回公演より(令和元年12月、@香川県県民ホール)
 【関連サイト】劇団プチミュージカル 劇団プチミュージカル facebookページ
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 令和3年2月27日() 16:00開演(開場は1時間前)
 チケット
 一般 ¥2,000 高校生以下 ¥1,000
 全席自由席
 未就学児童の入場はご遠慮下さい。
三豊市文化会館〈マリンウェーブ〉 プレイガイド(3)
 会場と位置は地図の通りです。【マーガレットホール】
 連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。



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Posted by Jirou.H/マーマ  at 10:00 │Comments(0)演劇

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