2021年03月03日

マスウド・ソバハニ氏|INSPIRING ARTS AND CULTURE

 自然と生命への賛美、思いを込めて。

令和3年3月|マスウド・ソバハニ氏“INSPIRING ARTS AND CULTURE”(高松市美術館)

 にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へ にほんブログ村 美術ブログ アートのある暮らしへ
 ブログランキングに参加中です。上のバナーをクリックして下さい。↑
 まずは最後までじっくりと読んでね。宜しくお願いいたします。(一日1回

 18:14 2021/03/03


 高松市在住の会社役員、マスウド・ソバハニさんによるペルシャ絨毯の展示が開催されます。
 ソバハニさんはイラン・テヘラン出身。宗教弾圧を逃れて小学校卒業と同時にアメリカへ渡り、ニューヨークで若くして起業。英語を必死に勉強し成功した経験を持ちます。32年前に結婚後、来日。奥様の身元保証人だった吉田泰一郎奈良県大和郡山市長(当時、故人)の友人で、高松市在住の少林寺拳法の有段者を紹介してくれたことが縁で高松へ。
 「故郷のカスピ海と同じ匂いがした」
 この地が気に入り、当時の脇 信男高松市長(故人)が身元保証人になり住むことを決意し、サラリーマンを経てペルシャ絨毯やオリーブオイルの販売を手掛ける会社を設立。現在は高松と神戸にもオフィスを構え、トップとしてご活躍です。
 ペルシャ絨毯のコレクターとして知られ、今回は“INSPIRING ARTS AND CULTURE”と銘打ち、一昨年、高松市庵治町で展示を開催して以来、みなさまに見ていただこうと企画しました。会場には野生動物をモチーフにした物をメインに、自然をテーマにしたデザインの絨毯を所狭しと隈なく展示いたします。
 一枚のラグ(絨毯)にオールシルクの精細な結び目で織り上げられています。中でもHeavenはソバハニさんが幼い頃に過ごしたカスピ海近くのジャングルで目にし、1950年代後半以降に絶滅した美しい自然、生き物に思いを馳せ、生命への賛美と思いを込めて作られました。
 展示される絨毯のデザインはどれもワイルドに仕上げられたものばかり。ペルシャ文化の奥深さをも感じられそうで、何千年もの時の中で受け継がれ、紡がれてきたペルシャ絨毯の芸術性や文化に触れていただければ幸いです。
 どうか多くの方々のご高覧を賜りますよう。
(隆)

神戸貿易協会、神戸商工会議所各会員
高松南ロータリークラブ会員
 ☆2013‐2014年度は会長(外国人としては初)
Canadian Academy PTA会長(2008年度)
少林寺拳法初段(1990年香川県大会チャンピオン)

 【関連サイト】ペルシャンパレス有限会社
 【画像】Heaven(silk、120×240cm)
 -----
 令和3年3月2日(火)~3月14日() 9:30~17:00
 最終日は16:00を目処に搬出いたします。
 休館日|月曜日
 会場と位置は地図の通りです。【1階市民ギャラリー】
 連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。



【関連記事】



同じカテゴリー(織物)の記事
 松浦 まき女史|鮮やかな、さをり織りの世界 (2021-12-02 09:05)
 さをり織り工房咲く屋|夏色のひととき (2019-06-27 12:00)
 マスウド・ソバハニ氏|ペルシャ絨毯 歴史と文化 (2019-04-28 20:00)
 咲く屋さをり織展 (2018-02-27 13:00)
 彩り、そして心と心が通じ合うさをり織りのアイテム (2016-04-30 20:30)
 アーティスティックな織物の数々 (2015-11-15 10:30)

Posted by Jirou.H/マーマ  at 19:00 │Comments(0)織物

記事に対して誹謗中傷的文言はお断りしております。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
マスウド・ソバハニ氏|INSPIRING ARTS AND CULTURE