2016年06月09日

ペーハ小屋の魅力を語る|讃岐に残る産業遺産

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 17:05 2016/06/09

 たばこの原料である葉を乾燥させる小屋、所謂、“ペーハ小屋”についての研究発表レクチャーが観音寺市で開催されます。
 香川県西部の観音寺市と三豊市から成る西讃地域に於ける古くからの文化を後世へと語り伝えていこうと結成している三豊・観音寺の文化を育む会(代表:高岡 令子さん)が地域に関係するさまざまな分野をテーマに夏と冬の年2回、講演会を企画しています。今回は三豊市のペーハ小屋研究会のメンバーをゲストスピーカーとしてお迎えし、この機能と仕組み、全国から見る現状等を三部構成で設定しました。
 ペーハ小屋は昭和20年から30年代、煙草葉の栽培が栄えた時代に全国各地で建てられました。越屋根(こしやね)があるのが特徴です。また名前は乾燥した葉は黄色種というアメリカ合衆国バージニア州産で通称『米葉(米国の葉)』と呼ばれていたことから、米葉部屋と呼んでいたことに因むといいます。
 香川県内には讃岐平野周辺に建てられました。時代の変化で使われなくなりましたが、現在も綾歌郡綾川町(旧綾上町)や仲多度郡まんのう町(旧琴南町)、また西讃でも観音寺市(旧大野原町)や三豊市(旧財田町と旧高瀬町)に数多く点在しています。これは全国的にも稀だそうです。
 ここに注目した三豊市の建設会社役員の男性がメインとなって数名で研究会を発足。長年、実地を積んで知り得たことをメインに、全国の現状も織り交ぜながらペーハ小屋の魅力を伝えていきます。

平成28年7月|三豊・観音寺の文化を育む会講演会「ベーハ小屋(讃岐産業遺産)」(観音寺グランドホテル)

 プログラム(敬称略)
 (1)ペーハ小屋とは?(ペーハ王国讃岐)
  ゲストスピーカー|会長:菅 徹夫
 (2)ペーハ小屋の機能、しくみ
  ゲストスピーカー|西讃支部長:森 賢晃
 (3)遠足に見る各地のペーハ小屋
  ゲストスピーカー|反省部長:矢野 智昭

 日曜日の昼下がりという用事がある頃とは思いますが、どうかより多くの方々にお聴きいただきたいとゲストスピーカーの一人が仰っております。とても興味深いものとなりそうです。
(隆)

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 平成28年7月3日() 13:30~15:00
 開場は開始30分前
 入場料|¥500[as 資料代]
 会場と位置は地図の通りです。【会場はカトレアの間】
 連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。




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Posted by Jirou.H/マーマ  at 18:00 │Comments(2)地域〔観光・参加型〕

この記事へのコメント
おじゃまいたします
私もベーハ小屋に興味を持つ一人です
文中のベーハ(米葉)がぺーハと記載されている様に見えるのですが?
Posted by とある人 at 2016年07月02日 07:41
とある人さま

はじめまして。
ペーハではなくてベーハですか。フェイスブックのイベント原稿を見ての紹介でした。字が細かくてペに見えてそう記したのかと思います。

文中の訂正はあれですので、このコメント欄で訂正させていただきます。

(誤)ペーハ(米葉)→(正)ベーハ(米葉)

ご指摘をありがとうございました。
Posted by マーママーマ at 2016年07月02日 08:21
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