2022年04月20日

Blue Blue Green~ガラスで瀬戸内を表現

 放たれる色、ガラスの魅力と表情を堪能。

令和4年4月、5月|杉山 利恵女史“Blue Blue Green”(高松市石の民俗資料館)

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 17:23 2022/04/20


 高松市在住のガラス作家、杉山 利恵さんによる作品展が開催されます。
 杉山さんは高松市出身。学卒後、インテリアから画廊、広告制作などのキャリアを積んだ後、ガラスの道へと踏み入れたのが30歳を過ぎてから。再び学生として東京ガラス工芸研究所基礎科(修了)から富山ガラス造形研究所造形科へと研鑽を積まれました。
 富山在学時の11年前、後に人気を博すこととなる庵治石を溶かした硝子を創出し、香川県産品コンクールで審査委員特別賞を受賞。9年前に香川に戻り、工房を設立後に庵治石硝子でグラスやペーパーウェイト、花器等のアイテムを制作しています。
 一昨年には庵治石に続いて、オリーブを溶かしてのオリーブ硝子を創出、香川県産品コンクールでもオリーブ部門知事賞(最優秀賞)を受賞、庵治石同様にアイテムを制作していて、“硝子の杉山”としてファンの支持を得ていらっしゃいます。
 今回、“Blue Blue Green”と銘打ち、これらの硝子を使った、多彩なグラデーションのアイテムの他、前々から想いを寄せる『月』のパワーを表現した物と、数多くの作品を展示いたします。硝子を通して瀬戸内をダイレクトに感じつつ硝子の様々な側面から得られる魅力をお楽しみいただきます。
 庵治石硝子は香川の空気感を表現したい、またオリーブ硝子はあるきっかけからだそうで、手間と難しさに悪戦苦闘するも粘り強い研究で誕生したといいます。
 独創的な作品群から、作家としての杉山さんの世界観を見出すことが出来そうです。
 会期中、ワークショップを設けました。どうか多くの方々のご高覧を賜りますよう。
(隆)

ワークショップ~フュージングで硝子の小物を作ろう

色とりどりの硝子を組み合わせてデザインして、釜で焼き付け、硝子を融合させるフュージングを体験。
アクセサリーや箸置き等の小物を作ります。

5月21日() 5月22日() 10:00~12:00
会場|エントランス
定員|各10名(要予約、先着順)
対象|小学生以上(子ども1人につき付き添い2名まで)
材料費|¥1,500~(制作するものにより変わります)
申し込み方法|直接あるいは電話で高松市石の民俗資料館まで

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 令和4年4月23日()~5月29日() 9:00~17:00
 入館はクローズ30分前まで
 休館日|月曜日(祝日の場合は翌平日)
高松市石の民俗資料館・入館料

 会場と位置は地図の通りです。【企画展示室】
 連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。



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Posted by Jirou.H/マーマ  at 20:00 │Comments(0)工芸

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