2015年05月31日

初の里帰り展示

 生誕103年、没後33年。
 マルチな才能が出身地で蘇ります。

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 11:36 2015/05/31

 昭和初期、人気画家として一世風靡、戦後は女性誌の編集者の草分けとしてカリスマ性を発揮した中原 淳一さんの遺作原画展が高松市で開催されます。

平成27年6月、7月、8月|中原 淳一・初の里帰り原画展(四国民家博物館・四国村ギャラリー)

 氏は1913(大正2)年、香川県大川郡白鳥町(現在の東かがわ市)出身。幼い頃から芸術に親しみを持ち、日本美術学校(日本美術専門学校の前身)で西洋絵画を学んだ後、フランス人形の個展を開催したを機に、少女雑誌『少女の友』の専属画家として活躍。戦後まもなくの1946(昭和21)年に婦人雑誌の走りである『それいゆ』、翌年に月刊少女雑誌『ひまわり』を創刊。その後、『ジュニアそれいゆ』(1954年)、月刊誌『女の部屋』(1970年)と創刊し、編集者としても、これからの女性の理想を追求したことで知られます。
 1959(昭和34)年に心筋梗塞で倒れて以降、病で入退院を繰り返しながら療養生活となり、1983(昭和58)年4月没。享年70。

  平成27年6月、7月、8月|中原 淳一・初の里帰り原画展(四国民家博物館・四国村ギャラリー)
 今回は『美しい女性(ひと)』をテーマに、会場である高松市の博物館ギャラリーが初の里帰り展を企画しました。戦前から戦後にかけて、雑誌に採用された表紙絵や口絵、挿絵、ファッションデザインの原画の他に、当時のグッズや付録等、およそ100点展示いたします。
 筆者も氏の作品をいくつか見たことがあります。作風と色合いとにとてもロマンを感じる、そんな作品ばかりです。
 上述のように絵画を学んだにもかかわらず、人形作家としてスタート。画家、編集者、ファッションデザイン、イラストレーション、更にはヘアメイク、インテリアコーディネート等と多岐にわたり、まさにカリスマの如くです。
 氏は家庭事情で幼少時から徳島、広島と転居、そして小学校卒業後に上京しています。よって、香川での生活は生後2年だけでした。とはいえ、郷土の偉人の一人であることにちがいありません。
 会場のミュージアムショップにはグッズも並びます。もちろん、販売もいたします。
 これを認知、かつ足跡を辿りつつ作品を観覧していただきたいものです。
(隆)

 【関連サイト】氏のオフィシャルサイト
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平成27年6月6日()~8月2日(
9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
ギャラリーで展示いたします。
会期中無休
入村料(企画展観覧料込み、[]内は前売り)
一般¥1,200[¥1,100] 高校生¥700[¥600] 小中学生¥500[¥450]
幼稚園児以下は無料
前売りに関しては、入村口(券売所)及びティルーム異人館で取り扱っています。

 会場と場所は地図の通りです。
 連絡先及びオフィシャルサイトは地図内の“拡大地図を表示”をクリックして下さい。






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Posted by Jirou.H/マーマ  at 16:07 │Comments(0)絵画

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