素敵な出逢い…感動 感激 Ｏｈ, Ｂｒａｖａ！！

　この方の作品を観ると、特に愛好家の方は何かが変わるかもしれません。
　風光明媚な瀬戸内の風景を一望しながら…。


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　静岡県浜松市在住で、日本写真家協会会員でいらっしゃる市川 恵美さん（高松市出身）の写真展が開催されます。
　市川 恵美さんは香川県立高松高校→東京大学を卒業。浜松市内の大学で英語の講師をしておられました。
　肩書から写真とは程遠いイメージの市川さん。カメラとの出会いは常に『留学』の二文字からです。
　高校時代にＡＦＳの交換留学生として一年間休学して、アメリカへと。滞在中に学校新聞でのリポートをしなければならなくなった時に初めてそれを扱ったこと。更に大卒後にパートナーの留学先のニューヨークで撮影しているうちに向こうの友人に現像やプリントも教わるとともに、モノクロも始められました。
　特にニューヨーク以後の留学先のバンクーバーやイギリスで７年間ほど在住時には友達が機材を貸して下さるという不思議な縁で続いていたそうです。
　帰国後、長年、お仕事の傍らでお住まいの浜松市にある佐鳴湖のシーンを撮影されています。これは愛好家歴４０年のキャリアのうちの半分のことだそうです。
　この佐鳴湖をはじめとする各地の自然の一部分、また生命をテーマにした写真集“うらうへ”を３年前に上梓。これに掲載された写真は山形県酒田市出身の写真家、土門拳さんの業績を記念した第１７回酒田市土門拳文化賞を一昨年、受賞していて、昨年、完全にフリーとなって本格的な撮影活動をしています。
　高松でも過去に二度、展示をされた市川さん。今回、３年ぶりの凱旋となります。昨年、iPad用に制作した写真集“Free radical”の作品の数々をメインに、“うらうへ”から選りすぐりの杵柄、そして今夏、お盆で帰省した折に訪れた女木島と男木島の至るシーンを撮影した中からも展示いたします。
　Free radicalは一年前に東京、今年７月には地元の浜松でのそれぞれの展示に続いてのこと。タイトルは活性酸素など「ペアになっていない電子を抱え非情に反応しやすくなっている原子や分子」で腐食を起こす化学的な意味、また表現における自由で、新たなチャレンジ精神を持ち続ける意味も込められていて、写真と音を融合させた実験的作品です。
　これには「とにかくへこまないこと、そして続ける努力」という市川さんのお言葉が過っています。
　尚、開催期間中にはオープニングパーティーを設けています。
　ちょうど瀬戸内国際芸術祭（秋編）の終盤。このためだけに島を訪れた皆様にも是非足を運んでいただきたい。

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　平成２５年１０月２６日（土）～平成２５年１１月３日（日）　１０:３０～１６:００
　女木島 Ｂｅａｃｈ Ａｐａｒｔ｜＠高松市女木町
　会期中無休

　□オープニングパーティー（準備都合上、予約にて）
　　平成２５年１０月２７日（日） １２:００～
　　会費 ￥1,000（手打ちうどん、飲み物、スナックあり）
　連絡先｜井上さん（会場管理者） ℡ 090-45095441
　市川 恵美さんのサイト http://www.emi-ichikawa.com/
　会場の位置は下記の通りです。

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