2019年07月09日
原 博史氏|紙色・墨色‐現象のドゥローイング
仲多度郡まんのう町在住の洋画家、原 博史さんによる作品展が坂出市で開催されます。
原さんは高松市出身。香川県立坂出高等学校から多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。現在は主に中讃地域を拠点に創作活動をこなしていらっしゃいます。
原さんは2005年より手漉き和紙と炭を使っての抽象画に取り組まれました。どのようにしたらアクリルや油彩用の絵の具に匹敵する作品に仕上がるか。10年間、追求しながらのことです。そして、「これだ!」と確立したのが誰もが想像しなかったものでした。
それは油煙(ゆえん)です。油煙は魚油、植物油、クレオソート油、石油、廃油等を炉内で不完全燃焼させて得られるすすで、微細無定形炭素粒子が主体です。墨の原料,紙幣印刷,石版印刷などや,ペイントの黒色顔料として利用されます。
今回は墨を使った“水刻のドゥローイング”とこの油煙を使った“焔のドゥローイング”、およそ15点展示いたします。
中でも、2016年にまんのう町の浄土真宗本願寺派妙覚寺ご住職のご好意を得て、門徒会館に奉納した障壁画「地水火風」は原さんにとって大作中の大作と云えます。
水墨画や墨彩画のような雰囲気。ただ色合い、にじみが微妙に違うのが特徴です。
どうか多くの方々のご高覧を賜りますよう。
香川大学教育学部特命教授、NPO法人かがわ・ものづくり学校理事。
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令和元年8月3日(土)~8月25日(日) 10:00~17:00
休館日|月曜日
祝日と重なる場合は翌日に振り替えますが、8月12日は休館とさせていただきます。
❏ギャラリートーク|8月3日(土) 14:00~
会場と位置は地図の通りです。
連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。
原さんは高松市出身。香川県立坂出高等学校から多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。現在は主に中讃地域を拠点に創作活動をこなしていらっしゃいます。
原さんは2005年より手漉き和紙と炭を使っての抽象画に取り組まれました。どのようにしたらアクリルや油彩用の絵の具に匹敵する作品に仕上がるか。10年間、追求しながらのことです。そして、「これだ!」と確立したのが誰もが想像しなかったものでした。
それは油煙(ゆえん)です。油煙は魚油、植物油、クレオソート油、石油、廃油等を炉内で不完全燃焼させて得られるすすで、微細無定形炭素粒子が主体です。墨の原料,紙幣印刷,石版印刷などや,ペイントの黒色顔料として利用されます。
今回は墨を使った“水刻のドゥローイング”とこの油煙を使った“焔のドゥローイング”、およそ15点展示いたします。
中でも、2016年にまんのう町の浄土真宗本願寺派妙覚寺ご住職のご好意を得て、門徒会館に奉納した障壁画「地水火風」は原さんにとって大作中の大作と云えます。
水墨画や墨彩画のような雰囲気。ただ色合い、にじみが微妙に違うのが特徴です。
どうか多くの方々のご高覧を賜りますよう。
香川大学教育学部特命教授、NPO法人かがわ・ものづくり学校理事。
(隆)
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令和元年8月3日(土)~8月25日(日) 10:00~17:00
休館日|月曜日
祝日と重なる場合は翌日に振り替えますが、8月12日は休館とさせていただきます。
❏ギャラリートーク|8月3日(土) 14:00~
会場と位置は地図の通りです。
連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。
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