2019年02月01日

木村 美鈴氏|後世へと語り継ぐ作品群

 永遠に不滅。

平成30年12月|木村 美鈴氏 遺作展(香川県文化会館)

 にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へ にほんブログ村 美術ブログ アートのある暮らしへ
 ブログランキングに参加中です。上のバナーをクリックして下さい。↑
 まずは最後までじっくりと読んでね。宜しくお願いいたします。(一日1回

 8:39 2019/01/31


 香川大学教授として長らく教鞭を執られ、一昨年8月15日に76年の生涯を閉じ、片道切符の旅に出られた木村 美鈴さんが生前、制作した作品を紹介する作品展が開催されます。
 木村先生は高松市出身。高松市立四番丁小学校、高松市立紫雲中学校、香川県立高松高等学校から東京藝術大学美術学部絵画科に進まれ、山口 薫先生の下で油絵を学ばれました。
 大学院修了後は大学に残って、助手から講師を経て帰郷。香川大学で講師、助教授、教授と2003年に退官されるまで30年に渡り、後進の指導に当たる傍ら、退官後も終生、創作活動をこなされました。
 「あれは皆ごみになってしまうのね。」
 高松まつりの花火大会で盛り上がる最中、生前、先生が最後に呟いた言葉です。
 この言葉に端を発し、昨年末、先生の数多くの教え子を始めとした美術関係者が中心となって立ち上げた木村 美鈴遺作展をサポートする会が業績ならびに足跡を多くの県民に知っていただこうと企画、主催した後、香川大学に作品を寄贈しました。展示は香川大学博物館の開館10周年記念特別展として開催いたします。

 平成31年2月、3月|木村 美鈴氏 寄贈作品展(香川大学博物館)
 博物館には寄贈された13点を展示すると共に、学生時代の様子や制作活動が分かる写真と資料、それにスケッチブックに残された下絵等、洋画家、木村 美鈴の足跡を紹介いたします。
 また今回は展示に尽力された関係者を講師としてお招きして、ミュージアム・トークも開催いたします。
 生前、海外旅行がお好きで、訪れた各地で観たシーンをモチーフにした作品群からはリアルさに自分の気持ちを色合いで著した雰囲気に仕上げています。
 なお、一部作品を入れ替えるため前後期に分けての開催となります。
 どうか多くの方々のご高覧、そしてご批評を賜りますよう。
(隆)

ミュージアム・トークのご案内です。事前申込制となっています。

平成31年2月、3月|木村 美鈴氏 寄贈作品展(香川大学博物館)

お申し込みは下記の地図に電話番号がある他、メールでも受け付けます。
mail; museum@ao.kagawa-u.ac.jp

 ---------------
 [前期]平成31年2月5日(火)~2月23日(
 [後期]平成31年2月26日(火)~3月16日(
 10:00~16:00
 休館日|日曜日、月曜日、祝祭日
 観覧無料

 会場と位置は地図の通りです。
 連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。



【関連記事】



同じカテゴリー(絵画)の記事
 高松工芸高等学校デザイン科 グラフィックデザイン作品展2023 (2024-02-20 17:45)
 堀 安二氏|表具師からの第二章 (2023-10-16 23:30)
 三好 鋭郎氏|不自由な足が世界を広げてくれた (2023-09-29 13:30)
 岡部 文男氏|絵を描くことを生きがいに (2023-08-01 16:00)
 高松工芸高等学校デザイン科 グラフィックデザイン作品展2022 (2023-02-21 23:00)
 観音寺市・宗鑑祭にちなむ俳句絵手紙展(令和4年度) (2022-12-06 17:45)

Posted by Jirou.H/マーマ  at 11:00 │Comments(0)絵画

記事に対して誹謗中傷的文言はお断りしております。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
木村 美鈴氏|後世へと語り継ぐ作品群