2015年07月31日

『町絵師・金蔵』『異端絵師・金蔵』、丸亀に参上!

 “恐ろしくて美しい”のキャッチフレーズで知られる作品の世界。

 にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 写真ブログ 写真イベント・写真展へ
 香川 その他の街情報ランキング(携帯電話用)
 写真イベント・写真展ランキング(携帯電話用)

 ブログランキングに参加中です。下記のどちらかのバナーをクリックして下さい。↑
 まずは最後までじっくりと読んでね。宜しくお願いいたします。(一日1回
 15:40 2015/07/31

 高知県香美市赤岡町へ行かなければお目にかかることができない幕末土佐の異端絵師、絵金こと弘瀬 金蔵が描いた芝居絵のレプリカ(屏風)香川にやって来ます。

平成27年8月|幕末土佐の異端絵師「絵金」展(中津万象園ひいな館)

 圧倒的な筆力をもった浮世絵師でありながら、スキャンダルに巻き込まれて赤岡へ移住した金蔵。その強烈な絵の世界から、おどろおどろしいイメージが先行していますが、実は金蔵は、村人のリクエストに応えて芝居絵を描く、“町絵師”として親しまれていました。
 「なあ、金蔵さん。ワシ、あの芝居がものすご好きなんや。権太の見得、最高やったで!あの芝居のあのシーンを描いてえな。」
 「ああ、あのシーン見てゾクゾクしたわー!あれ、もう一回見たいなあ。」

 きっと、村人の皆さまも、そんな風にワクワクしながら金蔵の絵が出来上がるのを楽しみに待っていたはず…♪ ですが、その卓越したテクニックと美意識は、“村で親しまれた浮世絵師”から想像する域を遙かに凌駕。髪の毛1本1本に至るまで丹念に描き込まれた絵からは、何とも言えない迫力と情念を感じます。
 登場人物に共感したり、惚れ惚れしたり。
 そんな芝居絵だからこそできる楽しみ方をしてほしくて、ちょっと詳しい解説もつけてみました。
 エンターテイメント性に溢れた絵師・弘瀬 金蔵の作品世界をどうぞ存分にご堪能下さい!
 (但し、本物は門外不出なので精巧なレプリカです。これも、実は絵金蔵にしかありません!)
 [執筆|公益財団法人中津万象園・丸亀美術館 真鍋有紀子

 展示数は11点と少ないです。しかし、作品は豪華です。
 県外ではこの機会はめったにありません。極彩色の絵金の世界をこの夏、ぜひご覧ください。
(隆)

 --------------------
 平成27年8月1日()~8月30日() 9:30~17:00
 入場は16:30まで
 会期中無休
 入場料
 大人¥1,000 高校・大学生¥800 小・中学生¥400 など
 団体(20名以上)については、いずれも2割引
 幼稚園児は無料
 会場の入園料に準じる(オフィシャルサイトで割引券をプリントアウトすると割引)
 連絡先|℡(0877)23‐6326
 オフィシャルサイト
 会場と場所は地図の通りです。
 ひいな館で展示されます。
 道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。





同じカテゴリー(絵画)の記事
 高松工芸高等学校デザイン科 グラフィックデザイン作品展2023 (2024-02-20 17:45)
 堀 安二氏|表具師からの第二章 (2023-10-16 23:30)
 三好 鋭郎氏|不自由な足が世界を広げてくれた (2023-09-29 13:30)
 岡部 文男氏|絵を描くことを生きがいに (2023-08-01 16:00)
 高松工芸高等学校デザイン科 グラフィックデザイン作品展2022 (2023-02-21 23:00)
 観音寺市・宗鑑祭にちなむ俳句絵手紙展(令和4年度) (2022-12-06 17:45)

Posted by Jirou.H/マーマ  at 18:45 │Comments(0)絵画

記事に対して誹謗中傷的文言はお断りしております。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
『町絵師・金蔵』『異端絵師・金蔵』、丸亀に参上!