2017年08月25日
昭和の浮世絵師が遺した日本の四季
観音寺市出身の木版画家、門脇俊一さんの作品展が丸亀市で開催されます。
門脇氏は1913(大正2)年生まれ。海軍に入隊する1928(昭和3)年まで独学で絵を描かれ、佐世保海軍人事部絵画要員として従軍中には公募展で入選経験を持ちます。
戦後、油彩画や水墨画も描いた後、木版画は1960年代より創作、展示発表を始めました。以来、終生、大作を発表された他、国内外で作品発表を続け、1994年にはフランス国立高等美術学校で個展を開催されました。
2006年、氏の没後から10年余りが経ち、今回、特別展として“日本の四季”と銘打ちました。氏が遺した木版画作品より主に国内の名所や風景をテーマにした一年の風物詩的な作品を隈なく展示いたします。
木版画だけでなく、スケッチやデッサン等を数多く残しています。これら一点、一点を観るたびに作品、そして人物としてのスケールの大きさを感じさせるのが“門脇ワールド”の魅力と言えるのではないでしょうか。
学校教育としての美術に於ける版画はほぼない現状、しかも、パソコンが主流、当然の時代。手作りの温かさが伝わってくる展示となりそうです。
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平成29年9月2日(土)~10月9日(月) 9:30~17:00
入館は16:30まで。
休館日|水曜日
入館料

会場と位置は地図の通りです。
連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。
門脇氏は1913(大正2)年生まれ。海軍に入隊する1928(昭和3)年まで独学で絵を描かれ、佐世保海軍人事部絵画要員として従軍中には公募展で入選経験を持ちます。
戦後、油彩画や水墨画も描いた後、木版画は1960年代より創作、展示発表を始めました。以来、終生、大作を発表された他、国内外で作品発表を続け、1994年にはフランス国立高等美術学校で個展を開催されました。
2006年、氏の没後から10年余りが経ち、今回、特別展として“日本の四季”と銘打ちました。氏が遺した木版画作品より主に国内の名所や風景をテーマにした一年の風物詩的な作品を隈なく展示いたします。
木版画だけでなく、スケッチやデッサン等を数多く残しています。これら一点、一点を観るたびに作品、そして人物としてのスケールの大きさを感じさせるのが“門脇ワールド”の魅力と言えるのではないでしょうか。
学校教育としての美術に於ける版画はほぼない現状、しかも、パソコンが主流、当然の時代。手作りの温かさが伝わってくる展示となりそうです。
(隆)
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平成29年9月2日(土)~10月9日(月) 9:30~17:00
入館は16:30まで。
休館日|水曜日
入館料

会場と位置は地図の通りです。
連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。
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