2021年04月06日

萩原 幹生氏|連絡船にこんぴらさん、そして…

 ダイナミックに、かつ繊細に切り上げた軌跡。

令和3年4月|萩原 幹生氏切り絵作品展(町立ギャラリー ACTことひら)

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 13:13 2021/04/06


 高松市在住の切り絵作家、萩原 幹生さんによる作品展が仲多度郡琴平町で開催されます。
 萩原先生は国鉄(現在のJR四国)OB。切り絵は宇高連絡船土佐丸船長時代の1984(昭和59)年より独学で始められ、草創期の青函連絡船・宇高連絡船をシリーズ化した作品は各地の展示で好評を博して以来、“切り絵船長”としてもおなじみとなりました。創作活動の傍ら、高松市内のコミュニティセンターで同好会の講師を務めている他、作品展も開催していらっしゃいます。
 今回は丸亀市在住の切り絵作家、田端 五郎さんが先生に直談判したことがきっかけで開催が実現しました。
 宇高連絡船、高松駅、そして県内外の観光地の風景とセレクトした22点。色紙を大胆な中にも繊細に切って仕上げた作品群からは船の男らしいロマンが感じられそう。殊に、夕映えの航跡は連絡船から眺める海の波を大小さまざまな形で切り、貼りつけたもの。先生の感性とセンスが伝わってくる逸品です。

令和3年4月|萩原 幹生氏切り絵作品展(町立ギャラリー ACTことひら)

 また今回は琴平でということで、JR琴平駅に金刀比羅宮と地元に因んだ作品も。こんぴらさんは金刀比羅宮と青函連絡船、宇高連絡船、それに宮島航路(広島県)の船とのコラボで海の神様をアピールしました。
 どれも見応えのある作品群です。春本番、どうか多くの方々のご高覧を賜りますよう。

 宇高連絡船船長時代の萩原 幹生さん
 萩原先生は岡山県備前市出身。神戸商船大学(現在の神戸大学海事科学部)航海学科卒業後に日本国有鉄道入社。
 船舶部門を歩まれ、青函、宇高両連絡船の他、国鉄本社船舶局、広島鉄道管理局にも勤務。宇高連絡船廃止後はJR四国本社勤務を経て観光船讃岐丸船長を歴任し、1998年に退職。
 退職後は日本船舶職員養成協会と海技大学校の各教官を経て、海事補佐人、放送大学香川学習センター客員講師、古高松南コミュニティセンター切り絵教室講師。
(隆)

 写真
 〈上〉夕映えの航跡
 〈下〉こんぴらふねふね
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 令和3年4月2日(金)~4月25日() 9:00~17:00
 休館日|水曜日
 会場と位置は地図の通りです。
 連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。



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Posted by Jirou.H/マーマ  at 15:00 │Comments(0)ペーパークラフト・切り絵

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