2017年01月17日

硯友展 vol.22|主宰の米寿を記念

 墨魂(ばっこん)の躍動。

平成29年1月|硯友展 vol.22(高松市美術館)

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 10:55 2017/01/17


 高松市の書道団体、硯友会のみなさまによる作品展が開催されます。
 硯友会は高松市の書家、小森 秀雲(本名:三朗)さんが主宰。1972(昭和47)年に結成され、香川県内で書家として活動している方々がメンバーで、隔年でこの時期に作品展を開催しています。
 22回目となる今回は小森先生が米寿を迎えたことを記念し、82名の書家が臨書(手本を見て文字を揮毫)から前衛までの作品が一堂に並ぶ他、龍門小造像題記等(全搨本)を150枚、特別に陳列いたします。
 会は毎年正月休み返上で、三木町の宿泊施設で泊まりきりで錬成会を開いているとか。小森先生からの厳しくも心温まる指導で、ステップアップを図っているそうです。臨書を中心の活動に明け暮れているメンバーが、全エネルギーを注いで揮毫した作品ばかりで、魂が伝わってきそうです。また、龍門小造像題記は5世紀末に中国の龍門石窟に刻まれた書体で、中国の書道では歴史的価値のある貴重な作品だけに、二度と観ることができません。
 寒い中ではありますが、どうかご観覧賜りますよう。

 小森先生は小学校教諭だった1951(昭和26)年、「板書するからには」ということをきっかけに、当時、県内では前衛書道の第一人者だった仲原 一躍さんの門を叩き、27歳で日展初入選したのを皮切りに、香川県美術展覧会でも文部大臣賞を受賞していらっしゃる、この道65年超のキャリアです。
 「才能は二の次、努力する人にかなわない」が持論。前衛が専門で、硯友会の他、書道愛好家で結成される墨華書道会も主宰。香川県内のカルチャー教室でも講師を務める等、行進の育成にも当たっていらっしゃいます。
 毎日書道会会長、香川県美術家協会名誉会長。
 先生にはこれからもますますのご活躍をお祈り申し上げます。
(隆)

出展者は下記の通りです。
画像をクリックしていただければ、大きく出てきます。

平成29年1月|硯友展 vol.22(高松市美術館)

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 平成29年1月24日(火)~1月29日() 9:30~17:00
 最終日は15:00を目処に搬出いたします。

 会場と位置は地図の通りです。
 連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。





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Posted by Jirou.H/マーマ  at 13:00 │Comments(0)書道

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