2018年07月27日

大倉 朗人さん|ベリー泥棒

 アートとしての消しゴム版画。その極限に迫る。

平成30年8月|大倉 朗人氏 消しゴム版画展“ベリー泥棒”(clover cafe[クローバーカフェ]高松店)

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 22:53 2018/07/26


 高松市在住の消しゴム版画作家、大倉 朗人さんによる作品展が開催されます。
 大倉さんは書店で手にした一冊の本(消しゴムで和のはんこ[著:我那覇洋子(がなはようこ)]との出会いをきっかけに、“消しゴムで絵を描く”という想いを以って制作を始められました。11年来、企業勤務の傍ら、休日の余暇を活用して作品制作を続けていて、全国規模のはがき絵の公募展に出品し入賞、更に今年は香川県美術展覧会(以下、県展)に於いて初出品初入選を果たしました。

平成29年11月|大倉 朗人氏“世界に一つだけの消しゴム版画”(高松市美術館)

 作品展は2013年より四国各地で開催していて、今回、銘打ったテーマは“ベリー泥棒”です。
 これは大倉さんが県展に出品した作品のタイトル“ベリー泥棒~ウィリアム・モリスに捧ぐ~”に因みます。
 ベリー泥棒とは19世紀、イギリスの詩人でデザイナーでもあるウィリアム・モリスが制作したデザインの中で、今日まで人気を誇る一代表作“いちご泥棒”です。大倉さんはモリスに敬意を表し、オマージュとして制作されました。
 大倉さんは、
 「(県展に)出すからには水彩、油彩に負けてはならじ」
と、消しゴム版画の極限に挑戦したそうです。
 会場にはこの作品を始め、古民家カフェになじむスイーツや果物をモチーフにした作品、風景画等、およそ50点を展示いたします。
 色彩、表現力以上に気力を出し切った作品群です。更なる進化が垣間見えてきそうです。
 なお、期間中は数日、大倉さんがお越しになることになっています。どうか多くの方々のご高覧とともに、質問をどしどしと、そしてご批評をもいただきますよう。
(隆)

大倉 朗人さんプロフィール
1960(昭和35)年香川県出身、四国電力㈱勤務
2007年 独学で消しゴム版画の制作を始める
2013年~ 四国各地で個展開催(古民家でも経験あり)
2014年 四国電力カレンダーの挿絵に作品提供(2016年まで三年連続)
2015年 第21回日本はがき絵芸術作家展に於いて入賞(今年まで四年連続)
2018年 第83回香川県美術展覧会初入選(洋画部門)
2018年6月~ (公財)よんでん文化振興財団勤務

 【画像】昨年の作品展より
 リニューアルした高松市美術館が会場でした。
 知人や友人はもとより地元の著名作家や愛好家の方々が観覧、好評を博しました。
 【関連サイト】“大倉 朗人個展なび”と検索していただければ。
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 平成30年8月1日(水)~8月31日(金) 10:00~16:00
 カフェの営業時間|11:00~16:00
 最終日は15:00を目処に搬出いたします。
 お盆休み|8月12日()~14日(火)
 大倉さん在廊予定|4日()、18日()、25日(
 イベント等、都合により全日あるいは部分時間で臨時休業する場合があります。
 予め、電話コンタクトしていただきますよう。


 会場と位置は地図の通りです。
 連絡先及びオフィシャルサイト、道程は“拡大地図を表示”をクリックして下さい。



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Posted by Jirou.H/マーマ  at 16:00 │Comments(0)版画

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